『菅原伝授手習鑑』は、『仮名手本忠臣蔵』、『義経千本桜』と並ぶ歌舞伎の三大名作の一つ。菅原道真(菅丞相)の太宰府への流罪を題材。
私の観た昼の部は、次の3幕。①【加茂堤】 帝の弟・斎世親王は、舎人の桜丸と妻・八重の計らいにより、加茂堤にて菅丞相の養女・苅屋姫と牛車の中で密会する。だが、菅丞相の政敵・藤原時平にそれを知られる。②【筆法伝授】 帝の命により、家伝の筆法を伝授するため、菅丞相は、武部源蔵を呼び出す。旧臣の源蔵は、奥方・園生に仕えていた腰元・戸浪と不倫し、勘当され、今は浪人の身。だが、源蔵は、菅丞相の手本を見事に清書し、伝授の一巻を与えられる。菅丞相が、内裏から急に呼び出され、不吉を予感した源蔵夫婦は、菅丞相の一子・菅秀才を引き受け、危機から逃げる。③【道明寺】 藤原時平の陰謀で、太宰府に流罪となった菅丞相は、船出を待つ間に、伯母・覚寿の館に立ち寄る。ここに、苅屋姫も匿われている。時平の命を受けた土師兵衛、太郎親子は、菅丞相の暗殺を図る・・・。
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